危険!意外と気にしていない戸建てのリスク その2

更新日:6月16日

耐震等級について



住宅購入診断士の岡本です。


今回は、前回の内容に引き続き耐震等級について考察していこうと思います。


復習としまして

「耐震等級1」とは震度6~7に耐えられる強度を持つ建物です。

そもそもですが地震の大きさを表現るすものとして

一般的には震度〇〇ですとか、マグニチュード〇〇

というのはよく聞くと思います。


まず、マグニチュードというのは

発生した地震そのものの大きさを表すものです。

対して震度とは、発生した地震により、どれだけ揺れたのかを

その地点ごとにおいて大きさを表したものです。

地震が発生したときに地図上で〇〇の地域は震度〇〇です。

というのを見たことはあるかと思います。

当然、場所によって揺れが違いますので、震度はその地点でどれだけ揺れたかを表現しているということですね。


ちなみに震度は1~7で表現されます。

震度8とかは今のところありません。笑 

ということはどんなに大きな地震でも震度7以上の表現がないので

Maxが震度7ということです。

一方で、地震の大きさを表現する単位としてgal(ガル)

というものがあります。


これも震度と同じく、地点ごとの揺れの大きさを表しています。

Galは加速度を表す単位ですので(難しいですよね笑)

数値に上限はありません。

参考までに、

東日本大震災:最大2933gal

熊本地震:最大1580gal

北海道地震:最大1550gal



2016年熊本地震では新築の建物も倒壊した建物があったようです。

現在の建築基準法では少なくとも耐震等級1(震度6~7で倒壊しない建物)でなければならないのにです...。


理由はいくつかあるかもしれませんが、1つとしては震度は7が上限なのでそれ以上の表現がなく、震度7に耐えられるから安心ではないということですね。

ちなみに30年以内に大きな地震が発生する確率は熊本県も石川県もほとんど同じでした。

と思うと怖すぎますね...。


石川県は近年は自然災害は少ないですが

個人的には油断は禁物だと思いますのでみなさんもご注意ください!

また、いくら新築時に耐震等級が高かったとしてもその性能が長続きしないことには意味ないですよね。


ですので耐震等級だけ見るのではなく、その性能がきちんと10年後、20年後も保てるのかどうかも大事ですよね!

しかしながら「耐震等級1」の住宅会社がダメなのではなく

地震対策としては「制震」「免震」というものもありますので

各社考え方、取り組み方は異なりますので、みなさんの価値観に近いところを探しましょう!


また新しい単語が出てきました!

長くなりますので、今回はこの辺にしておきましょう笑。

もし色々とご不安、ご不明点がありましたら、私たち住宅購入診断士にいつでもご相談ください!